■特徴

一定の体積を測るために用いられます。全量フラスコとも呼ばれます。

底の平らなフラスコに細長い首が伸びた形状で、首の部分に通常は1本の回線があります。

目盛のある首部分の径が細いため、同容量のメスフラスコより目盛の精度が高いです。

一定の試薬濃度を正確に調整する時に使用されます。

目盛は受入体積(入っている体積)を表し、受用(入用)を意味するTCが表示しています。(TC:To Contain の略)・目盛は20℃の水を測定したときの体積を表します。

JIS規格(R3505)クラスAの「体積の許容誤差」より高精度です。


■用途

一定体積の溶液をはかり取るためのガラス製実験器具として。


■仕様

JIS R3505 クラスA以上、USP規格同等品(5、20、200ml除く)


■付属品

平栓


■材質

ほうけい酸ガラス


■注意点

高さには栓を含みません。